2011年2月17日木曜日

テリー伊藤が初監督 ヤラセなしで?0億円稼ぐ」企画を自ら描く

 [映画.com ニュース] 演出家でタレントのテリー伊藤が、映画初監督を務めるドキュメンタリー映画「10億円稼ぐ」の劇場公開が決まった。キャラクタービジネスで「10億円を稼ぐ」ことを目標に、テリーが資金繰りからキャラクター開発、ライセンスの営業まですべてをプロデュース。その過程を丹念に追ったドキュメンタリーだ。

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 “目指せ!キティちゃん”を目標に掲げるテリーが生み出したのは、「こうもり王国のプリンセス」をモチーフにしたオリジナルキャラクター「ナニティーセブンオーハート」。既に12社の企業とTシャツや靴下などの商品化契約を締結し、国内流通大手の「ファッションセンターしまむら」や「GAL FIT」「ドン?キホーテ」などで販売されている。

 劇中では、同キャラクターを世界に発信すべく、テリーが米ラスベガスで開かれた世界最大級の展示会「LICENSING International Expo 2009(ライセンシング?インターナショナル?エキスポ2009)」で、世界のバイヤーたちに体当たりの営業をかけ、海外進出に果敢に挑む姿などが映し出される。

 「天才?たけしの元気が出るテレビ!!」「ねるとん紅鯨団」など、数々の伝説的バラエティー番組を演出してきたテリー。初監督作の製作動機について、「映画を監督してみたいと思ったのが最初。これまで経験してきたドキュメント?バラエティであれば、人と違う面白い作品を撮れると思いました。マイケル?ムーアのような社会性があるものより、ドキュメント?バラエティにふさわしい、楽しくてバカバカしい題材を探していました」と説明した。

 現在も進行中のプロジェクトは、撮影がすでに2年半に及んでおり、DVD化も予定されている。そのすべては「10億円稼ぐ」というプロジェクトを成功させるため。「作品を見てくれた人たちに『誰にでもチャンスがある!』『お金もうけにも方程式がある』と感じてもらうのが一番伝えたいこと。そして、菅(直人)首相や民主党、経済産業省の方々には見てもらいたいです(笑)。消費税をあげることよりも、こういった作品を見てもらい、若い人たちが外貨を獲得していく方が大切だと思っています。いうなれば日本経済活性化プロジェクトですね」と意気込んでいる。

 「10億円稼ぐ」は11月20日から東京?渋谷シネクイントで公開。


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引用元:精霊物語グランドファンタジア(Grand Fantasia) 専門サイト

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